2009年07月24日(更新)……2009年07月15日(設置)

1.漫画の話作り
2.キャラを考える
3.漫画のネーム
4.話が詰まったら
5.原稿に行く前に
6.原稿を描く
漫画という職がどんなものか?志賀伯の経験した分だけ前回より丁寧に?書きますね。
沢山失敗してきてプロの漫画家になってしまいました。その失敗と経験をプロ志望の皆様の力に慣れればと思います
よろしくお願いします。
注:ここに書いてあるのはあくまで志賀伯の視点から見た漫画の世界であって
すべてそうだとは限りません。一人のおっさんの意見として参考にしておいて下さい
プロットを作り、ネームを作り、自分の満足いく作品になったのなら
今度は雑誌に載るように漫画を描きます



まずは原稿用紙とペンを揃えましょう。

↑はい、志賀の使ってる道具です。
雲形定規やテンプレートなど円形の線が引ける定規達はおいといて
これでほぼ漫画を描いてってます。
あくまで一個人の持ち物なので皆この通り道具を揃えているわけではありません。


ここでは志賀伯の使っている道具と目的を説明させていただきます。


練り消し
…トーンの削りカスを回収するのが主な役目。しかし下書きの細かい消しゴム係としても使ってる。

消しゴム
…下書きの修正がメイン。原稿では汚れを消してます。

シャープペンシル
…こいつがなきゃ絵がかけない!命を吹き込む元。ちなみに100円です。

Signoの太字ペン(白)
…細かい修正に使ってます。よくペンと混ざりやすいけどペンの中ではこれが一番お手ごろ

Signoの太字ペン(黒)
…ベタ塗り、大きい絵を描くとき、コマの線、沢山の要所で使ってます。志賀の必需品。

HI-TECの0.5ペン
…これも必需品。たまーに丸ペンで集中線するの面倒なときに使っちゃってます。台詞のフキダシとベタに、

HI-TECの0.4ペン
…最近よく使います。程よい太さなんです。
曲線や雲形定規などを使うときに(Gぺん、丸ペンじゃやりにくいんだ)多用してます

HI-TECの0.3ペン
…細かい作業で役に立ちます。これで背景を描くこともしばしば、
でもほったらかすとすぐ詰まってしまうからいっぱいインクが残っていても捨てることが多い;;

HI-TECの0.25ペン
…さらに細かい作業で使いますが滅多に使うことがなくなってきた。
よく背景での線引きに使っていましたが

ポスカ(水性マジックペン)

…ベタでの必需品、ポスターカラーの名の通りめっちゃ黒い。そして紙の下にインクがうつらない!
(多少薄くても印刷されればしっかりと黒くなるのですが、私はこれが好き)

パイロットの小筆軟筆
…渡辺シズム君が愛用してると聞いて自分も愛用してみた。ホント使いやすいんだコレ
髪の艶等に使ってます。

パイロットの製図用インク
…コレが一番しっくり来る。

丸ペン(ゼブラのペン先
…主に背景や集中線。全くペン先を変えてません;(1話に1本かな?)
定規で線を引く意外全く使いません。

Gペン(ゼブラのペン先)
…キャラクターはこいつ。5ページでペン先1本消費してます。

トーンおさえるやつ
…トーン貼っただけではペリペリ剥がれる恐れがあるので原稿に紙をかまし、これでぐいぐいとおさえてくっ付けます。

カッターナイフ
…トーンに多様。また原稿を切り離すときに(没になったコマを丸々修正するにはコマを切り離すしかない!)

修正ペン
…ちょちょいと使わないとインクがたれにたれてきてにきびが出来たように固まる。

セロテープ
…没になったコマを丸々修正するにはコマを切り離し、くっつけるための必需品。

小さい定規
…何かと役に立つ。

鉄の入ってる定規
…大きいコマで多用。コマの線を引くときはこいつを使ってます。
鉄側はトーンを定規を使って削るときに使うんです。

ティッシュ
…何から何まで使えます。御想像にお任せします。

赤鉛筆

…アシさんにベタ指定するときに使ってます。
そのうち水色鉛筆も使おうと思ってます(水色は印刷に移らないのだ!)



4社7誌(休刊したのも含む)担当9人くらい(現在ついているのも含む)経験した人物の著作です。










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